猫を飼うのは、楽しいことばかりじゃない
猫2匹と暮らしていると、毎日いろんなことがあって楽しいです。しかし、そればかりでもないのが『生き物と暮らす』ということ。
もちろん、後悔することがあるかもしれません。
さて、あなたがこの記事を見ているということは
- 猫を飼いたいけど、ためらっている
- 猫を飼うと、どんなデメリットがあるか事前に知りたい
このどちらかに当てはまるということでしょうか?
かれこれ通算で20年近く、猫と共に暮らしている私からすれば、猫を飼ってからあなたに後悔してほしくありません。
そこで今回は、猫と日々暮らすなかで「これは後悔するかもしれない」ということを書いてみました。
これからご紹介することに、あなたが「自分には無理かも」と感じることがあるなら、『猫を飼う』ということを、冷静に考え直してみてはいかがでしょうか。
記事の目次
猫を飼うと後悔するかもしれない最大の理由
一番最初に、猫を飼って最も後悔するかもしれないことをお伝えします。
猫を飼う人であれば絶対避けては通れないことで、それは何かと言うと・・・
飼っている猫が、いつか必ず死ぬということです。
ある日、飼っている猫がいなくなるということ
今まで一緒に暮らしていた猫が、ある日この世を去ってしまいます。
病気や事故であったり、老衰であったり・・・。私も飼い猫と別れる経験をしたことがありますが、とても辛いものでした。こんなに辛いのなら『飼わなければよかった』と後悔するときもありました。
当時実家に住んでいたとき、夜中の3時に母が泣きながら「猫が死んだ」と私に伝えにきた時のことを、今でも覚えています。
猫が死んでしまうことは、避けられない事実です。
あなたは、猫の死と向き合う覚悟がありますか?
いつも見ていたのに、ある日突然いなくなります。
私たち人間より猫の寿命は短いです。そのことだけはどうか覚えていてください。
猫を飼うと後悔するかもしれない最大の理由はお伝えしました。続けて、生活面で後悔するかもしれないことをお伝えしていきます。
猫を飼うとあなたが後悔するかもしれない7つのこと
次にお伝えするのは、
【猫を飼うと生活面で後悔するかもしれない7つのこと】です。
それがこちら。
- 長期旅行に行けない
- お金がかかる
- 子猫のときは世話が大変
- 老猫が病気になると世話が大変
- 安眠を妨害される
- 動物なので汚く感じる
- 毎日の掃除が必要
項目がたくさんありますが、どういうことなのか具体的に説明していきますね。
長期旅行に行けない
2泊3日の旅行であれば、家で猫を留守番させても問題ありません。
しかし、それ以上の旅行は衛生面が不安になります。
エサや水は自動で補充できるタイプがあるので問題ないと思いますが、猫の排泄物はそうはいきません。トイレをたくさん用意したとしても、室内の換気をしないと猫が病気になる可能性があります。
私たち夫婦も年に一度2泊3日の旅行に行きますが、それでも帰ってくるときはやはり心配です。
もしあなたが旅行好きでどうしても2泊3日以上の旅行に行くなら
- ペットシッターを雇う
- 知り合いに預けて世話をしてもらう
- 何かあったときは動物病院と連携してもらう
などの手配は必須です。
猫が安心して留守番できる環境をしっかり整えてから、旅行に行きましょう。
毎月お金がかかる
猫を飼うと、エサ代やトイレの砂代などの毎月の出費と、病気になったときなど思わぬ出費をすることがあります。
主にお金がかかるのは
- 毎月のエサ代
- トイレの砂代
- 避妊手術費用
- 病気の治療費
- おもちゃなどの雑費
今までにかかった詳しい金額については、こちらで紹介してます。
猫2匹を飼って、少なくとも合計で10万円以上は軽くかかってます。今月使いすぎてお金なくなった・・・なんてことがあっても猫のエサ代は必要です。毎月の固定費は頭に入れておきましょう。
子猫のときは世話が大変
子猫の頃から飼い始めると、身もだえるぐらい可愛いぶん世話も大変です。
なぜなら、子猫はとてもエネルギッシュだから。
ヒトの子供に負けないぐらい、よく遊んでよく食べて、よく寝ます。
エネルギーの塊のような子猫で困ることと言えば
- 夜泣きして寝れない
- 好奇心旺盛で気が抜けない(高い棚に上りたがる)
- ご飯をあげる回数が多い
- トイレのしつけを覚えさせるまでが大変
などなど、家にいる時間が少ない人には難しいのが子猫の世話。
我が家の2匹目の猫(メスのトラ)も夜泣きで起こしてくれたり、高い棚に上って下りれなくなるなど、大層なやんちゃぶりで私たちの睡眠時間をゴリゴリ削ってくれました(ノД`)・゜・。
猫の仔の性格にもよりますが、子猫はもれなくほとんどがエネルギッシュです。
老猫が病気になると世話が大変
これは実家で飼っていた亡き愛猫(16歳)のことですが・・・
老猫が病気になると、子猫の比ではないくらい世話は大変です。
- トイレに行けないので、そこらへんで粗相をしちゃう
- エサを自力で食べれない
- 動物病院への通院
子猫のとき以上に目が離せません。昼間に仕事をしている人にとっては、老猫の介護は体力勝負になるでしょう。
安眠を妨害される
猫は基本的に夜行性なので夜中に突然走り出したりします。
我が家の猫2匹も、飼い始めのころは夜中に大運動会をして安眠を妨害されました(;´Д`)
ある程度慣れてくると、猫は飼い主の生活時間に合わせて行動するようになりますが、それまでは我慢が必要かもしれません。
特に子猫のうちは元気が有り余っているので、夜中に起こされることは覚悟しておきましょう(^_^;)
動物なので汚い
室内飼いをしても基本的には動物なので、毎日お風呂に入って清潔にする人間と比べると汚く感じるかもしれません。
- おしっこした足で室内をうろつく
- たまにウンチがポロっと落ちてる
- よく嘔吐する
- 猫は自分の体を舐めて清潔にする
- 家のほこりが毛につく
- ほこりがついた体で家の中をウロウロする
飼い主が積極的にお風呂に入れてあげたり、爪を切ってあげるなど猫を清潔にしてあげる必要があります。
特に潔癖症の症状がある人は猫を飼うことには慎重になったほうがいいです。猫の毛はすごいですよ。抜け毛が。
実際に飼ってみたけど、やっぱり無理だった・・・となってはお互い不幸になりますからね(;´・ω・)
毎日の掃除が必要
掃除機かけ始めると、安全地帯に一目散に逃げます。
猫を飼うなら、下の2つをこまめに掃除する必要があります。
- 猫トイレの掃除
- 猫の抜け毛の掃除
この2つは特に重要です。あなたと猫の健康に直結します。
我が家も猫の毛が室内に溜まっているのを放置してたら、夫が気管支喘息になりかけました(´・ω・`)
家のほこりと猫の抜け毛が強力なタッグを組むので、掃除機は毎日かけましょう。毎日が難しければ、コロコロでほこりを取るだけでも違いますよ。
以上が、【生活面で猫を飼うと後悔するかもしれない7つのこと】になります。
最後に、今回のまとめを書いて終わりにしますね!
今回のまとめ
猫を飼うと後悔するかもしれない最大の理由
それは、猫はいつか必ず死んでしまうということ。
- 長期旅行に行けない
- お金がかかる
- 子猫のときは世話が大変
- 老猫が病気になると世話が大変
- 安眠を妨害される
- 動物なので汚く感じる
- 毎日の掃除が必要
と、ここまで後悔するかもしれないことを文字数多く伝えてきましたが、ぶっちゃけて言うと・・・
後悔するなんて言い出したらキリがない。
覚悟がないなら生き物は飼わないほうがいい。
これに尽きます。
猫だって生きてるんですから手間やお金がかかって当然。でもそれ以上に、猫との暮らしは楽しいんです(´ω`*)
日向ぼっこしてる姿に癒されたり、間違って窓に頭ぶつけて知らんふりしたり、寒くて寝てる布団に潜り込んできたり、こたつを占拠されたり、寝てる人の上をムギュッと踏んづけて行ったり、たまにうんちが床に落ちてたり、突然の雷に驚いて押入に隠れたり・・・etc。
自分たちより早く死んでしまうかもしれないけれど、そのぶん可愛がってあげるのが飼い主の務めだと私は思ってます。
猫を飼うなら最後まできっちり看取る覚悟で飼いましょう。それが無理なら猫カフェ行ってください。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました~
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